素絹はよく知られた法衣名ですが、「素絹を一着」と名称だけで注文すると、宗派や寺院の仕様と合わないことがあります。見た目の似た法衣との取り違えにも注意が必要です。
宗派で異なる細部
襟の形、袖の大きさ、身頃の幅、丈、紐の位置、着用時の重なりなどに違いがあります。色についても僧階や法要に関係する場合があるため、好みだけでは決めません。
寸法は法衣を着る動作から考える
身長と体重に加え、肩幅、裄、胴まわりを確認します。礼をする、正座する、歩くといった動作で布が引かれないか、裾が長すぎないかも大切です。
現用品を基準にするとき
今の素絹が着やすい場合は、平置き寸法と着用写真が良い資料になります。困りごとがある場合は、同じ寸法を写すのではなく、どの動作で困るかを伝えてください。
まとめ
宗派、着用場面、体格、現用品の四つがそろうと、仕様の行き違いを大きく減らせます。初めての方は、ご指導寺院の確認を先に行いましょう。
