複数の色を使う輪袈裟は、明るく目を引くだけでなく、着用する方や団体が大切にする思いを形にできます。色数が多いほど、設計段階の確認が仕上がりを左右します。
色の順番と幅で印象が変わる
同じ七色でも、暖色から始めるか、寒色を中心に置くか、各色を同じ幅にするかで見え方が変わります。着用時に首の後ろや胸元へどの色が出るかも図で確認します。
画面の色だけで決めない
スマートフォンや印刷物では実物と色が異なります。生地の光沢、織り、房や紐との組み合わせを見本で確認し、法衣の色との調和も考えます。
団体用は数量と仕様を固定する
記念品や団体用では、数量、予備数、納期、予算、紋入れ、個包装を先に整理します。後から色順や寸法を変えると全体の納期へ影響するため、試作確認を設けます。
まとめ
別誂えは自由に作れる反面、決める項目が多い仕事です。使用目的と込めたい思いを伺い、製作可能な仕様へ一緒に整理します。
